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2019・2学期
December
12・24
最後のジェスチャーゲームで
原始時代のようすは、一区切り。
6年前に私とゲームした子たちは、
とても盛り上がりました。
ネアンデルタール人以前は、
言葉を使えなかった時代が長かった…と言うことで、
言葉がつかえない時代はどうやってコミュニケーションをしたか
それをクイズ式でやってみようというわけです。
各班で、男女分かれて、班対抗
1問目・・・巨大なクマが来た。逃げろ!
2問目・・・雪が降ってきた。火で暖まろう。
3問目・・・大ツノジカがいる。落とし穴を掘って捕まえよう。
4問目・・・子どもが病気だ。山へ行って薬草を取ってきてほしい。
1問目は、答えが「怪獣」だったり、「化け物」だったり、
大笑いでしたが、2問目になると文章になってきて、
「雨が降った」「火を起こそう」という趣旨の答えが増えます。
3問目、大ツノジカは難しいですが、落とし穴を掘ることは推察できるように、・・・。
4問目は超難問。病気の子どものことが、「死んだ人」になってしまったり、
薬草がどんなことだかわからず全く伝わらなかったり、・・・・
それでも、相手の気持ちを察しようとするコミュニケーションが得意な子たちは、
ほぼあてるようになり、いろいろな形で、相手に伝えようとしたのが、
イメージできるようになるようです。
単純なゲームだけれど、とても子どもたちは喜びます。
苦労して、当たらなくても、大笑いでそのトンチンカンぶりが愛されます。
このあと、ネアンデルタール人の生活のようすを想像した、
チェコの画家のブリアンの絵を見ると、
叫んでいたり、雄叫びを上げてるらしい絵があったりで
子どもたちが再現していた動作そのものです。
こうした授業の時の子どもたちの笑顔は、何にも代えがたい
とても楽しいものです。
12・21
12月は原始時代の実習と言うことで、
火起こしと、ジェスチャーゲーム。
火起こしは、各クラス2時間ずつ。
とても大変でしたが、クラス全員炎まで火が付きました。
どのクラスも・・・。
さらに、今年はマシュマロを焼きました。
これにはわけが・・・。
以前、ノロウィルスが流行。
1年生・数クラスだったので、
3日間ぐらい、連続子どもたちを早帰りにして、
学校中の消毒を、毎日やったのです。
椅子・机はもちろん、
階段の手すり、ドアの取っ手、蛇口、窓枠
触ったらしいところはどこでも
真新しい雑巾で消毒し、その雑巾も処置。
その時期、とても火起こしをして、
ミニソーセージを焼こう…とは言えませんでした。
もし、ノロウィルスがさらに広がったり、
受験する3年生に迷惑をかけられないし・・・。
でも、どうしてもやりたいのは、
北京原人が火を維持していた…それに敬意を持って
もらいたいから・・・。
強調しておきます。
北京原人は、火を作れなかったけど、
火をすぐに消さないで、ずっと火をたもち続けていたんだよ。
それを、体感するために、マシュマロを火であぶるんだよ。
子どもたちはニッコニコで
クリスマス前の火起こし体験を十分楽しみました。
中には、マシュマロを真っ黒こげにしてしまう子も・・・
それでも、苦みと甘みがバランスがいい・・とか、
負けず嫌いで、おいしいおいしいと、大満足でした。
2時間も実習すると、小さな火種から、
優しく優しく、長~~~く吹いて、
炎を作るのも、慣れてきます。
2時間で10回以上、炎にする子たちも出てきて、
そんな得意げな女子たちが、なかなか、カッコいいです。
12・18
もう、あと2時間で授業は終わりです。
12月も忙しかった。
11月の末は校外学習でした。
浅草・上野、下町を行く校外学習。
数年前から何度か、
下町の職人さんの工房で
いろいろな伝統工芸にちなむ物を
作らせてもらっています。
お小遣い無し、買い物無しですが、
その分、職人さんに体験させてもらうので、
満足するのが子どもたちです。
風鈴、はし、指輪、江戸切子・・・
生き生きと体験してきます。
あとは,上野。
科学博物館、国立博物館、上野動物園・・・。
ちょうど類人猿、猿人、
人類の進化を勉強しているので、
とても楽しめたようです。
はにわや、縄文土器も見て、・・・。
今日は、壁新聞を作った後、
プレゼンテーションの発表で、とてもおもしろかった。
よく調べ、よく考え、いろいろ班のエピソードも盛り込んで
楽しかったし、画面でいい笑顔をたくさん見せてもらいました。
当日は、小雨が降っていて、寒かったけど、
楽しかったね。
November
11・19
10月まで暑かったせいか、校舎内=温室なみ
で、育てた綿花は、ひょろひょろと成長よく、
人の背丈を超えて、伸びるは伸びるは・・・・・。
その先につけた綿実、300個以上。
まるで綿花畑・・・。
写真をご覧ください。見事です。
台風をよけ、梅雨の雨を避けるため、
種まきが遅れ、何度も種をまいたために、
成長を守るために、校舎の中、
日当たりのいい場所で育てました。
左は昼間、右は、夜の窓ガラスにも映る真っ白いたくさんの綿花。
11・18
縄文時代については、まだまだ楽しいことがたくさんあります。
食べたものの中には、
クジラやウミガメ、いるか、マグロ、ウニ、フグ・・・何十種類も。
それをどうやって捕ったのでしょうか。
フグなんて、食中毒死しなかったのか、心配です。
陸の動物でも、ウミウやカモ、ハクチョウなども食べている。
どうやって、鳥を捕まえたのでしょう?
パチンコか、矢か…でも難しいだろうなあ。
子どもたちは、「木の実、貝、魚」と言いましたので、
中学校だから、もっと具体的に出さないとだめ…そう言いました。
そうしたら、魚の名前も具体的に出てきました。
すずき、いわし、たい、ひらめ、かわはぎ、ぶり、
貝についても
あわび、あさり、はまぐり、バカ貝、赤貝、・・・
そうそう、今はみんな回転ずしを食べに行っている
家庭も多いので、ネタの名前は知っているのです。
最初のころ縄文時代をやったら、
縄文クッキーが言われ始めた時代でした。
お世話になって、会で訪問させていただいていた
民間研究家の塩野半十郎さんが、最初に
縄文ハンバーグを作って見せてくれていました。
何でも作ってみた縄文時代に半生を捧げたかたでした。
NHKでも、30年前に実演してくださっています。
それが、今は、画像でネットに出ています。
縄文ハンバーグとして・・・。
しかも、塩野さんが言われていた通り、
成分は予想通りでした。
どんぐり、鳥の卵、イノシシの肉の細切れ、脂、
そして岩塩・・・なんとおいしそうでしょう。
11・12
私の市は、縄文遺跡があふれています。
それを生かした縄文時代の授業。
定番、鉄板、
私自身が授業するのが楽しくて仕方ない授業。
一応終えました。
歴史が嫌いな子たちには
まだまだ、道のりは遠いかもしれないけれど、
少しは楽しめたのかな?
数年本気で調べない間に、
たくさんのおもしろい画像・資料が
発見されたり、解明されたようです。
それを紹介しましょうね。
まず、落とし穴の遺跡。
30年前は1枚の白黒写真だけでした。
ところが、全国で何カ所も
落とし穴の遺跡が出ているらしいです。
わが市でも落とし穴の遺跡が・・・。
しかも、その想像図がびっくりするほど
おもしろく、残酷で、しかも知恵にあふれている。
落とし穴というと、大きな穴を想像するけれど、
けつまづいて、骨折したり、
ケガを負えば、追うのも容易でしょう
だから、省エネの落とし穴なんですね。
そして、糞石。
私の市でも遺跡から40個も見つかっているらしい。
福井県でも2000個見つかっている遺跡も
あるというから驚きです。
子どもたちは、
汚い、臭い?と聞くのですが、
それは無い。
ばい菌はないし、石だから臭いもしない。
これを分析すれば、縄文人が何を食べていたか
わかるかもしれないね…とても興味がわきます。
あと、私たちの市の道路の建設のために
出てきた、丸木舟の迫力もすごい。
縄文で最古の船だそうですが、
7mもの長さで、幅は50cm
これじゃ、立って乗るしかないかな?
ワクワクします。
どんな獲物が釣れたかって?
それもわかっているのです。
11・3
金曜日、合唱祭が終わりました。
三つの賞は取れなかったけれど、
私は満足。
でも、いたずらっ子たちのわがクラスの男子は
がっかりして、不満だったようです。
声がいいとほめた子は
「何が声がいいだ、言われて、損した」
みたいなつぶやきをしてました。
火曜日、ぜひ、みんなにひとこと言おうと思ってます。
それが、みんなで合唱に
取り組んだ価値を高めると思うから。
男子たちは、とにかく、努力しないで、
おいしいところを得たいという幼さ。
だから、私の感想を言おうと思います。
「私は、とても満足してるよ。
手拍子を打って、みんな楽しそうに大笑いしながら、
あんなにノリノリで怪獣のバラードを
前々日に歌えた時は、うれしくて、
家に帰って、家族にも話した。
最初、曲が決まった時は、飽きちゃうし
歌いやすいし、あまり上位は狙えないから、困ったな・・・、
と思ってた。
金賞を取るには、いろいろな条件があって取れる。
例えば、気持ちを入れやすい曲を選ぶとか、
合唱部が多い、とか、女子の声がボリュームがあるとか、
だって、女子は二つのパートに分かれるから
どうしたって、不利だもの。
でも、一番は、気持ちが歌いたいっていう
気持ちをみんなが持っていることと、
努力だよね。
努力してないで、結果がうまくいかなかった時は、
どうしても後悔したり、気持ちが暗くなったりする。
だから、私はみんながそうならないように、
がんばるように、いろいろ工夫したわけ。
前日なんて、ドキドキして、いつまでも眠れなかった。
私自身も努力したと思ってる。
練習の仕方も工夫したし・・・。
だから、私は後悔もしていないし、楽しかったなと思う。
金賞だけ取るのが目的だったら、
怪獣のバラードをやめさせて、他の曲にした方が有利だけど、
みんなは、嫌だったでしょう?
怪獣のバラードに賛成しなかった人も、
手拍子を叩いた時は、楽しかったはずだよ。
Hさんは、大笑いしてピアノ弾けなかったし、
当日も、みんな、気持ちよく歌えたんじゃないかな?
来年はクラスばらばらになるけど、
そのクラスで、それぞれが頑張るといいなと思ってます。
指揮の人も伴奏の人も、各パートの人も
みんな、良くがんばったと思うよ。」
昔は、団体行動の行事なんて、ナンセンスと思っていました。
でも、公立学校の様々な境遇の子たちが
社会の反映の混沌とした人間関係の中で、
こんなに素を出してぶつかり合うのって、
中学校だけだと思ってます。
その中で、コミュニケーションの楽しさ、
人は一人じゃ生きていけないことをちゃんと感じてもらうことって
とても大切だと思います。
Octorber
10・30
今月も忙しかった。
市教委と出張所の主事たちが
訪問する行事。
とても管理職が神経質になっていて、
こちらもいやいやつきあわされる。
しかし、それも先週終え、
今週末は合唱コンクール。
ぎりぎり迫ってきた今日、
とても久しぶりに、クラスの子どもたちの
歌声が最高だった。
怪獣のバラードをスローテンポで
歌っていたら、リズムが取りやすいせいか、
私の拍手に合わせて、みんなも手を打ちながら、
合唱している。
それも笑顔で、楽しそうに・・・。
ピアノを弾いていた子は、
爆笑して弾けなくなった。
こんなふうな笑顔の曲の合唱なら、
手拍子にリズムを取って歌えるなら、
最高なのにな!!
10・10
以前に同僚だった先生から頼まれ、
学校の研究会の講師役として、
今日1日、仕事をしました。
午前中は、授業を見て、午後からは分科会。
きっかけは、その学校のベテランの先生が、
教育委員会からは、講師を招きたくない…という希望で、
誰かいないかと元同僚が相談され、
私にお話が回ってきました。
軽い気持ちではいけないと、
しばらくぶりで、真剣に授業を見ました。
三者三様でとても個性的な授業でした。
子どもたちの姿は、とてもかわいらしく、楽しかった。
分科会は、以前に講師としてきた方のまねをして、
まずは、各自が各先生へ
良かった点と、質問点や改善したらどうか点を
付箋に書いて、それぞれが、紙に貼り付けて渡す・・・
そうすると、同じ学校同士の教員のつながりが深まります。
あとは、その付箋を読んで、思ったことと
その単元を自分ならどう授業するか・・・
それをざっくばらんに話をして、
私の指導・・・など無し・・・。
それが、私に期待されたことだろうと、
そう思って…・期待通りになったかな?
それにしても、控室のとても嫌な雰囲気のこと・・・。
初めて指導主事だけがいる場所での裏側を見た感じ。
まわりに、その学校の先生も、
一般教員もいないと思ってのせいか、
言葉にとても毒がありました。
あの授業はああだこうだと、ダメ出ししか控室で
していません。オブラートに包んだとしても、
上から目線で、さも自分が優れた授業ができるつもりで、
「指導」ということで、分科会で言うんだろうなあと、
呆れてしまいました。
耳をふさぐか、「黙ってくれませんか」と言いたくなる
言動でした。
「あの先生は子どもに返してない」
「子どもが見えてないんじゃないか」
「一人よがりすぎる」
「内容を把握できていないみたい」
井戸端会議の悪口のようでした。
それでいて、雑談では「私、現場に戻っても、
たぶん、6時間なんて、授業できないわ」・・・・
私たち一般教員が、教育委員会から、
指導主事が来て、授業を見せる時に、
「つっこまれないように」
「小さなことも気を配って」
「ダメ出しをされないよう、あれこれ、準備して・・・」
というのが、何か悲しくなるような・・・
やっぱり、私は、ああいう仕事はできません。
それとも、わが教育委員会の構成が
問題なのでしょうか?
一生懸命準備したのに、「あれがだめだ」
「これが足りない」…と言われて、
ああ、何だったのかなあと思って、
ビールを飲んで自分をなぐさめる…それじゃ悲しいですよね。
楽しく授業や教材の話をたくさんたくさんした方が、
楽しいのではないでしょうか?
September
9・29
今、授業はヨーロッパ。
混合農業で、大型・機械化農業の典型として、
「いのちの食べ方」を見て、
従来の個人農業の典型として
「人間は何を食べてきたか」を見ました。
実物として、ライ麦パンとコンテチーズ、そしてテンサイ糖。
ちょっとずつ味見。
果たして、混合農業を覚えておいてくれるか、
そのための試食。
食い逃げはダメよ・・・。
覚えるためなんだよと、何度もしつこく言うが、
朝食抜きの子たちが、
ああ、助かった!
ちゃんと覚えてくれるだろうか?
それにしても、いのちの食べ方や人間は何を食べてきたか
の映像は衝撃的。
でも、見れば見るほど、今はグローバル化してきていて、
農業もいのちの食べかた的に作っている場所や量が多いと
私自身は確信している。
石塚さんがおっしゃっていたように、
両極端化するのではないか?
今度の首相と大統領会談では、
アメリカからたくさんの食料を輸入すると約束している
TTPではなくても、私たちの食べる物が、
外国に支配されているのは確か。
疑問に感じる・・・・。
9・28
周りの先生から見ると微笑ましい…なんて
言われますが、それは、他人の芝生だから。
朝から帰りまで、小さいことの小言ばかり。
大したことはないのですが、
地理と積もれば山となる・・・
なかなか手がかかり、くたびれるんですよ。
朝、教室に入ると、
「ああ、今日の薬物乱用防止教室要らないよ!」
「テスト終わったんだから、早く帰りたいし・・・」
私のクラスは、のびのび育つ?ので、
必ず本音をのびのび言います。
幼い彼らを、大声で注意するところから・・・。
朝が始まります。
明るくホンネを言う子どもたちが、大勢になると、
何でもありの教室になってしまう。
おどしをすぐかけます。
敗けてはいられません。
「はいはい、話を聞きたくない人は、教室で自習しなさいよ!!!」
「先進国の中で、麻薬が蔓延していないのは、日本だけ!」
「それは、大人が努力しているからでしょ」
「中学生や高校生から麻薬付けになっているアメリカやイギリスや・・・
そういう国がどうなっているかわかってるの!
いいですよ、今度怖ろしいビデオを見せてあげる。
麻薬中毒の十代の子どもが赤ん坊を産んで、
赤ちゃんさえ麻薬中毒になる悪夢があるんだよ」
「そうならないために、警察やら、学校やら・・・
努力しなければ、維持できないのに、
…そういう大人たちの努力をバカにするのね!」
ここまで言わないと、ギャフンと言ってくれません。
そのおかげで、すごくまじめに聞いていたようです。
でも、中の一人が、感想を書く時間に、本を読んでいたので、
これも大怒りして、感想10枚書かなきゃ帰さない・・・
みんなあきれ顔です。
もう一人、やんちゃ坊主が放課後牛乳を飲んでいたので、
他の先生からお説教、
私のところに最後に来て、「軽はずみなことは次からしません」
私は「いえ、信用できません。毎日5分経ったら
軽はずみな行動をしているので・・・」
そのやり取りが、はたから見ると笑えるらしいです。
牛乳など給食は、今はものすごく厳格。
仕方ないです。O157で、死者が給食で出た時もあったし、
給食はありがたいし、余ってもったいないけれど、
持って帰ったり、後で食べたりはご法度なのです。
うちのお父さんは、若いころ、夕食は、その日の学校の給食の残りを
職員室で食べていたようですが、
今は、あり得ない光景になってしまいました。
9・14
二学期早々には、教育相談週間があります。
どこの学校でもやるようになったと思いますが、
5時間授業にして、放課後子どもたちと
1対1で話します。
一番のねらいは、いじめの発見。
本人がクラスの中でちょっと悩みがあるというふうに、
打ち明けてくる場合も有るし、
とてもいいのは、周りの子どもたちの中で、
あの子が、ああいうふうに言われているのは、
よくないと思う、とか、
あの子が、物を取られたりしているとか、
心配して、情報を入れてくれること。
昔は、告げ口、今は「ちくる」と言って
子どもたちの中でも、あまり好まれませんが、
でも、今は正義感の強いタフな子…というのが、
ほとんど皆無な以上、子どもたちの人間関係を
教えてくれる必要があります。
女子が、とにかく、クラスの子どもたちの様子を、
どのクラスでも教えてくれるので、
小さいうちに解決するのが大事!!
今回も、小さなことがいくつか・・・・
相手に話して解決します。
或いは、「先生、私が言ったと言わないで・・・」
そういう時は、「クラスのみんなが困っているらしいから
止めた方がいいよ、見てるのも嫌だって・・・」と、
ちょっかいを出している方に「さも多数派の意見」として言います。
先生が常に教室にいるわけではないので、
子どもたちがおかしいと思うことを子どもたちの目で
減らしていく方が大事なのです。
教育相談を、違う目的で、楽しみにしている子がいました。
ちょっかいを出してよく怒られている男子が、
自分の主張をしたい…と待ち構えていました。
順番を最後にすると、延々と1時間でも挑んできそうだったので、
一番最初に、10分と制限時間と、次の人が待ってるからと、
そういう作戦にしました。
私が、よく小さい頃、父に「屁理屈」と言われて、
頭にきたことを思い出します
でも、中学生のは、本当に屁理屈!
しかも、こちらがむきになるのを待っていたり、
言い負かしたと勝った気持ちになりたかったり、
長時間言い合いしても負けないぞ・・・・と
そのタフさを誇りたかったり・・・。
それは、ダメです。
私は、親御さんではありません。
反抗期のお子さんとの言い合いは、「望むところだ」の全く逆。
ケンカは売られても、絶対買わない。
子どもたちの「言い合い遊び」につきあいきれない
精神的にも、嫌になってきてしまうし、疲れるし、
時間ももったいない・・・・
最後は、はいはい、部活行きたくなくて、やってるんでしょ、
早く行った方がいいよ…でお終いでした。
それでも、部活に行きたくない彼は、教室でなんとお勉強!
待ち構えていて不完全燃焼になったことを、
それで解消していたようです。
9・8
二学期が始まりましたね。
今日は早々に、二学期、台風直撃です。
明日は月曜日ですが、土曜日学校だったためにお休み。
それでも、心配なので、学校に行きます。
お化け綿花と、バケツ稲のために・・・
今年の夏は、体調と、
栽培に明け暮れました。
綿花は、軽く私の身長越えに・・・
見たこともないほどの大成長。
綿花のつぼみやガク、それが、次々と落ちています。
もう、数百は落ちているでしょう。
綿花の性質が、とても不思議。
十分育てられない実は、落としているのでしょうか。
プランター14個、種は100近くまきましたが、
育ったのは、50本ほど、
今、60個ほど、綿花の実が成っています。
綿花畑になるのが、楽しみ。
バケツ稲も枯れかかっていましたが、
つれあいさんが、4回も学校に水まきに行ってくれて、
見事生き返りました。
小学校4校から来ている子どもたちで、
1校の子どもたちは、棚田に田植えと稲刈りに行っています。
もう1校はバケツ稲。
稲を何にも見ていない子どもたちのために、
何とか、40個ほどのバケツで育てています。
さて、どのくらいとれるかな?